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ライトグリーン
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清原の珍獣
清原地区には、珍しいカラスがいます。
朝、子どもたちが登校するころの時間になると、
高い木の上で、“オハヨ~!オハヨ~!”
子どもたちには、おはようカラスの愛称で親しまれています。
おはようカラス君、人間が好きなようで、結構高い頻度で現れます。
学校では、“今日、おはようカラスの声、聞いた?”
     “うん、聞いた、聞いた!” と、
毎朝その話題で持ち切りだそうです。

最近、また新たに清原地区に人気者が増えました。
かなりブチャイクな、薄汚れた大きな野良猫なのですが、
発情期になると、“ハルダ~ニャ!ハルダ~!”
と、絶叫します。特徴のある声なので、皆驚きます。
“ハル”とか、“ノラ”とかの愛称があるのですが、
いつも無愛想で、発情期以外は、汚いただの野良猫です。

ハルは、人に慣れず、呼んでもエサを与えても寄ってくることはありません。
どこをねぐらにしているのか、昼間はその姿を見ることもありません。
滅多に関心を寄せる人もいなかったのですが、つい3か月ほど前に、
たまたまハルが近くにいたので、一瞬、背中を撫でた人がいました。
その人は、偶然だと思いますが、幸運なことにその後宝くじで大当たり!!
“ハルに触れたら、宝くじに大当たりした!”とか、
“ハルは、福を招くラッキーキャットだ!”とか吹聴したもので、
にわかにハルのまわりが騒々しくなって来ました。

最近、ナイトウォーキングをする人が、すごく多くなりました。
皆さん、猫じゃらしや猫おやつを持っています。
“ハルを見ましたか?”
“昨夜は2丁目あたりにいたらしいですよ。”
と、知らない人同志でも、ハルの情報交換が挨拶代わりです。
その後、ハルを触った!というラッキーな人は現れていませんが、
この騒動は、もうしばらく続くのではないでしょうか・・・。
by lightgreen-pastel | 2011-04-01 07:56 | つぶやき